2022年4月3日日曜日

足らないくらいがちょうどいい

人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし。
急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば
困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、
負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
徳川家康公遺訓
2022年3月14日、一級建築施工管理技士の合格証明書が届く。これをもって転職できないものかとアラフィフの悪足掻きを始める。これは!という求人を見つけては色々応募するも、やはりどんどん書類落ちする。転職は初めてではなし、ましてや年齢も年齢、気長に次々行くしかないとわかっていても時折へこむね。
 でも、家康公の遺訓ではないけど、焦らぬこと。そしてうまくいかなくてもいいじゃないか。仕事には恵まれてない人生を送ってきているけど、家族と健康と趣味には恵まれてる。経済的にも何とか生きていけてる。全てが人並みにならなくとも、一つくらい人並みに及ばないものがあってもいいじゃないか。そういう開き直り的な気持ちも心のどこかに持ちつつ、諦めはせず、地道にコツコツ歩んでいこう。

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