2013年3月31日日曜日

ビオラの切り戻し


 冬の間の庭の寂しさから苗を大事に育て、まだすき間だらけの早春の庭に、本来の植え付け感覚を無視して隙間を埋めるべく植えつけていったわけですが、この時期の苗の生長は爆発的で、あっという間に過密状態に。過密になれば徒長するということで、抜く苗は抜いて移植し、徒長したところは切り戻しました。
 切り戻した花のついた植物は捨てるに忍びなく、刺して苗化するかなのですがこれ以上植える場所も無いのでどうしたものかと悩んだ挙句、雨で暇そうにしている子供の遊び道具に。
 ビオラの花を集めてゴムでまとめてビオラの髪飾りにしてみました。何より家の中でバタバタしていた子供達が大人しく作業してくれたのがよかったです(笑)束の間でしたが・・・(苦笑)

2013年3月24日日曜日

苗の植替


 早まって蒔いてしまった種の苗も本葉が出て大きくなってきたので植え替えました。マリーゴールドとバジルの苗です。その他、こぼれ種で芝生や飛石の脇などに出てきていたワイルドストロベリーやレモンバームの芽も救出して植えつけました。雑草の生えるところに自分の育ててきた植物の芽が出るのは嬉しいものです。いつかカタバミみたいな手強い雑草が生える余地が無いくらいにハーブなどが雑草化したらいいなぁなんて思ってます。
 バジルは乾燥させて細かくすると長く使えます。ハーブソルトやパスタに使ったりトマトにふりかけたりと使い道は沢山あります。今年は多めに植えつけようと思います。
 明日は雨になるそうですが一雨ごとに温かくなる季節。もうそろそろ三寒四温も終わりだろうからと夏以降の苗を作るべく種を蒔きました。今日は次女がポットに鉢底石を入れて土をある程度入れて渡してくれて植え付けを手伝ってくれたので仕事がはかどりました。

2013年3月23日土曜日

クレマチス


 クレマチスの芽が動いてるなとみていたら、いつの間にやらもう蕾ができていました(写真上)。小さな蕾から大きな花が咲くのでクレマチスは面白いです。まだ若い苗でしっかり延ばしきれていないのでまだまだこれからの株たちですが、やはり花の訪れは楽しみです。
 下の写真は開花したヒヤシンス。花も豪華ですが香りも豪華です。花序の周囲にまとっているような濃密な甘い香りでした。
 昨年あまり元気が無かったラビッジは冬に地上部も無くなって心配していましたが、ちゃんと芽を出し始めました。今年は1m越えの大株に成長してほしいものです。

2013年3月22日金曜日

ピアノの発表会


 春分の日は娘達のピアノの発表会がありました。習い始めて一年にも満たないのでまだまだではあるのですが、音楽の大の苦手な私の娘たちとしては実に頑張ってしっかりと弾いていたのでちょっと感動してしまいました。また、グランドピアノの生の音というのは体に染み入るようで実に良いものだと初めて気付きました。
 ハナウタキブンのメンバーの皆さんが応援に駆けつけてくださり、演奏後に可愛い花を下さいました。感謝感謝。

2013年3月20日水曜日

春の朝は早起き。


 子供の頃に暗唱させられて覚えた孟浩然の『春暁』。春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知る多少という有名な詩。以前の私はこの詩の通り、春は眠たかった。しかし庭に勤しむ様になってからというもの、春は寝てられません。暁の前にパチンっと目が覚めてしまいます。種を蒔いたり、爆発的に育つ苗を間引いたり剪定したり移植したり、雑草を抜いたり、園芸好きの春は楽しく忙しいのです。
 庭の外れに雑草化したロケット(ルッコラ)が生えているのですが、花が咲いていました(上写真)。このロケットは原種に近いものだったのか、からしダイコンのように辛くてとても食べられませんでした。その為、花を楽しんだり緑肥のように使ったりしています。
 下の写真はいわゆるタチツボスミレの仲間。だいぶ増えてきました。ひっそりと咲きますが凛とした存在感があります。

2013年3月17日日曜日

大人になって帰りました。

 先週末は芝生のサッチを取ったので、芝の成長具合がよく見れるようになりました。温かくなってきたので芽が動き始めています。そこで今日は芝の手入れ、エアレーションをしました。ローンスパイクでザクザクと芝に穴を開けていきます。ついでに米ヌカと目土をまいて終了しました。
 今日は嬉しい発見がありました。水瓶の水面の水草がやたらと散らばっていたので、何だろうと水草をまとめようとしたら・・・おっ、ヒキガエル!ヒキガエルさんお帰りでしたか。2011年の4月に採ってきたオタマジャクシから育ったヒキガエル。ちゃんと元の水瓶に戻ってきてくれました。すっかり大きくなって二匹で産卵準備中でした。2年ですっかり大人になってくれました。産卵が成功してくれることを願いつつ。
ヒキガエルの卵

 

 ヒキガエルは夜行性。日が暮れたので気になって見てみたら・・・
 産んでる!卵がニュルニュルと水瓶のあちこちに絡んでます。夕方、水瓶の外にカエルが落ちていたのですが、そこにも卵の塊が!そしてそこから水瓶に這い上がる時に、ここを通りましたよと示さんばかりに通った場所にも卵が!慌てて回収し水に入れて写真におさめました。ヒキガエルの卵、初めて見ました。1匹のメスが1度に産む卵は数千~数万とかだそうですが、たしかに大量の卵でした。
 透明のゼリー状の麺みたいな物の中に卵がびっしりです。この透明の麺がまた長いです。1m以上ありました。それも移動中に切れてその長さなのか不明です。もっと長いのでしょうかね?いやー、すごいの見れました。

2013年3月16日土曜日

今日はお出かけ。


 今日の庭は、カレンデュラ(左上)の花がだいぶ咲いてきました。また、シャクヤクの芽(右上)がタケノコのようにグングン伸びています。
 一通り庭を見たあと、板橋区立熱帯環境植物館に出かけました。今日はおとなしいドチザメを触れるイベント(右中)をやっていたので家族で触らせてもらいました。
 この植物園は狭いながらもよく工夫された空間構成で、温室内を螺旋状にめぐらせた通路と効果的な橋などがあって、ちょっとした迷路です。子供達が走る走る(左下)!この写真の壁など、あちこちに大量に使われている石は水孔石(天城抗火石)。温室には抗火石が多いですね(笑)。
 高低差のある温室内は着生植物やつる性の植物などが入り混じる熱帯の植生を見るのには実に効果的で、夢の島熱帯植物館や熱川バナナワニ園とはまた違ったより立体的に観察できる作りになっていて、ちょっと感動します。この温室では目の前の植物だけではなく、上下左右全ての方向をグルグル見て歩くと楽しいです。他の温室では見れない風景があります。
 こちらは植物館とは言っていますが熱帯の動物、魚類も沢山います。展示だけではなく、展示の脇の説明書きもいちいち面白い。実に勉強になる展示です。館内のガイドさんも一生懸命で、餌をあげるイベントを生き物の生態説明など交えながら見せてくれ、結構時間を忘れます。大きな淡水エイがアクロバティックに餌を食べるシーンなど、大人達からも歓声が上がって楽しめますよ。あと、こちらの喫茶室で昼食をとりましたが、場所も場所なだけに全く期待していなかったのですが、ココナッツカレー、予想に反して非常~に美味しかったです。先入観で失礼しました!どうやらこちらでマレーシア料理を提供されているのは池袋にある『マレーチャン』という本格的なマレーシア料理店とのこと。なるほど道理で美味しいわけです。
 帰りは御茶ノ水のニコライ堂(右下)を見て、帰路に着きました。


2013年3月15日金曜日

ポッポーズ。

キジバトの番(つがい)
 すっかりうちの庭のなじみになったキジバト夫妻、通称ポッポーズ。今までのバードフィーダーは小さくて乗ることが出来ずにスズメたちが散らかした餌を下で食べるだけでしたが、今度のは上手く乗れたようです。

2013年3月14日木曜日

ミニ水仙

ミニスイセン
 セイヨウサンザシの根がコガネムシの幼虫に食べられるのを防ぐために植えたミニ水仙が咲きました。こちらの水仙はずいぶん花付がよくて、一斉開花で賑やかです。

2013年3月10日日曜日

バードフィーダー2台目製作。

バードフィーダー2台目製作。
 最初に作ったバードフィーダーにやたらと鳥が集まるようになり、餌も散らかるので、一回り大きくて餌が飛び散りにくい餌受けの作りをした2台目のバードフィーダーを作りました。餌受けは子供達が小さかった頃に作った船を使いまわして使用。餌の入る瓶はお酢の空き瓶を利用しました。
 今日は天気のよかった午前とは打って変わって、モクモクと雲が立ち込めてくると共に黄色がかった霞が辺りに立ち込めてきて黄砂かと思いましたが黄砂ではなかったそうです。煙霧という気象現象とのこと。なにやらヒリヒリと目に沁みたりしたのであまり良いものが飛んでいたのではなさそうです。

2013年3月9日土曜日

植物達の激動。


 3/5は24節気の啓蟄でしたが、やはりこの啓蟄という日は冬ごもりしていた虫が出てくる時期ということで、いよいよ活動の時期なんですね、植物もムシも人もです。
今日の庭を見ていても、フキノトウが出ていたり、アネモネ(左上)は次々咲き始めていたり、ブルーベリー(右上)に花が咲いたり、桑の木の芽が今にも割れんばかりにぷっくりと膨らんでいたり、シャクヤクの芽もタケノコのようにグングン伸び、ビオラ(左下)はむせ返らんばかりの香りを振りまいて満開で、普段は地味なローズマリー(右下)も花を沢山散りばめて実に装飾的。チャイブ(エゾネギ)もヒョコヒョコ芽をだして、ミニ水仙も花序が出てきました。クレマチスもいつの間にやら葉を広げ始めました。庭じゅうどこを見ても一日で数センチ単位の大きな変化がある爆発的成長シーズンが到来です。まったくワクワクしてしまう毎日が今年もやってまいりました。

そして午後は芝の枯芝取り、サッチングを行ないました。40ℓ分ほど取れましたが、今日の暑いこと。まだ3月上旬というのにTシャツ一枚になる状態でした。今年初めての汗をかきました。本日はここまで。

2013年3月8日金曜日

石の勉強



 今日は現場の下見の帰りに浜松町の旧芝離宮恩賜庭園とその隣にある抗火石の崩れ積みのある場所を見てきました。上の写真が抗火石の崩れ積み。大きいものは1.5mほどもある大きな抗火石を石組みしていまして圧巻でした。モルタルもほとんどはみ出ていなくて丁寧な施工でした。案内板を見ると昭和59年に新島村から港区に寄贈された石とのこと。かれこれ29年経つ石組みなのですね。なかなかいい風格でした。
 芝離宮にうつりまして上から二番目の写真、水仙が満開でいい香りでした。梅も沢山咲いていてなんとも春の風情を満喫できました。
 その下の写真は私の故郷の近くの石で根府川石の石組み。実に自然で力強い石の配置だなぁと感じますがどうでしょうか。
 根府川周辺は私が子供の頃によく潜って貝などを採っていた場所です。そのため、根府川石は見慣れた石なのです。江戸城築城の折には、この界隈(神奈川県小田原市~真鶴町)の石はたくさん使われたので、当時の人々が石をノミでえぐって矢を打った規則的な痕跡のある石が海の中にも沢山落ちていて、採石の歴史など知らなかった当時はその不自然に規則的な石の穴を不思議に感じたものでした。
 一番下の写真は最近よくみるモルタルでベチャベチャと固めてある石組み。悲しいですね。石が泣いている様な気がします。

2013年3月2日土曜日

明日は桃の節句



 今日は先日注文して届いていたサワフタギとウグイスカグラを植えました(左下写真)。適度に目隠しになり、暗くならない程度の疎な葉の茂り方の落葉低木で明るい色の葉というところが選ぶ基準でした。まだ小さな苗ですので成長が楽しみです。
 私も40歳に近くなって人畜無害化してきたのか、庭仕事をしている最中にもメジロ(左上写真)やシジュウカラ(右上写真)が怖がらずに餌を食べにやってくるようになりました。体の方はやたらと肩や首がこったりもしますが、年をとるのも悪いことばかりではないですね。シジュウカラはヒマワリの種をくわえて取ると木の枝などに運んで種を両足で器用に押さえて上手に殻を剥いて中身を食べていました。ツツピー、ツツピー、ジュガジュガジュガとにぎやかに鳴いて微笑ましい鳥です。
 真ん中の写真は今日芽吹きに気付いた芍薬の芽。初年度の芽は1本で翌年は2本。今年は6本の芽が出ました。全部に花が付くかどうかですね。右下写真はエキナセアの芽吹き。着々と春、ですね。