2016年11月26日土曜日

秋のフルマラソンチャレンジ。



 スポーツの秋ということで、いつものランニングもちょっと距離を伸ばしてフルマラソンにチャレンジしてみる事にしました。真夏の盛りに約4時間を達成しているので、涼しい今の時期なら4時間切り、いわゆる市民ランナーの登竜門であるサブ4も充分達成できるであろうと目論んでおります。

30km以上の距離を走る時には、水分補給のみならず、塩分やエネルギー補給も重要です。フルマラソンでは約3000kcalものカロリーを消費してしまうので、早めにエネルギーを入れておかないとエネルギー切れを起こしてしまうそうです。消化が良くてコンパクトで高カロリー、羊羹がまさにピッタリです。

 走り始めは長距離なので焦らず、ほどほどのペースでスタート。1kmを4:40~5:00の間程度のペースで淡々と走り始めました。身体に違和感も疲労感も無くイイ感じのスタート。
 21km地点位での稲毛の浜。雲間から光が差してなかなか綺麗な風景でした。ここまで1時間46分。この調子ならサブ4どころか最終目標であるサブ3.5もそう難しくないかも・・・なんてほくそ笑んでみたりしていました。

 ちょっと先の検見川の浜。ウインドサーフィンの方たちも沢山出ていて気持ちよい景色を見ながら快適な走り。この辺までは楽しかったのです・・・ペースも1km5分~5:40秒くらいでした。ところが・・・。
 30kmを超えた時から途端に足に痛みが走り始めました。ふくらはぎの筋肉がビクビクビクッと生き物のように痙攣し、その直後攣るという状態。あらかじめ考えたフルのコースを途中で切り上げ35kmコースにして終えようかなとも迷いましたが、なんとかフルを走りぬこうとそのままコースを維持する事に。最初のうちは部分的な攣りであったものが段々と太股の筋肉まで攣るようになって、思わずアメリカ映画のせりふのように
 「ア~~~~ォ!!!」
なんて声が出てしまうことがあり苦笑い。攣っては歩き落ち着くと走りを繰り返してきましたが・・・ 


・・・もうダメだorz

41km地点で何をしても攣りが治らない状態に。アイタタタ・・・。痛すぎる~!往来の激しい通りで一人、屈んだり足を引っ張ったりと怪しい動きを繰り返しました。


どうやら自衛隊演習場のフェンスの基礎に足を押し当てて曲げていると攣るのが治ると判明。
ふぅ~。やっと痛みが治まった。さぁ行きますか!と足を離すと・・・

ピキーン!

と一瞬にして攣ります。そしてまた左の写真の状態に。そんな事を10回くらいは繰り返して攣りが治まらないことを知り、しばらく呆然と成田街道脇で佇んでいました。服装はランニング用の軽装。汗をかいた体がグングン冷えて情けない気持ちに。
 そんな直立不動の状態も5分くらいすると落ち着き、歩くだけなら攣らない状態に戻ったのでとぼとぼと歩いて帰宅。ガタガタの最終章でした。
今回のタイム。
サブ4できませんでした。
分かりやすいくらいの『30kmの壁』
足の攣りで失速しました。

最後の方は普通に歩いたよりも遅いタイム。
 そう簡単にサブ4はさせてくれないようです。また頑張ります。

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