2016年12月4日日曜日

SPFは屋外の雨ざらしでどこまでもつか?

 今日は以前にDIYで作った木の外階段やガーデンシェッド、縁台の手入れをします。
 約6年半ほど前に、予算が少ないために、最も安いSPF材で作った外部の木製品。防腐性能の乏しいSPFを屋外で使うと、人によっては3年で腐るとか、いやいや5~10年でダメになるとか様々な評価です。いずれにしましてもそう長い寿命ではない事に変わりありません。とにかく、少しでも長くもってもらえるように製作時にキシラデコールを染み込ませたりはしましたが、非常に高価な防腐剤であるので、その後はボイル油という溶剤を染み込ませてもたせています。
 製作図面を描く時も、長持ちを念頭に作図しました。木材は風通しの悪い、水を良く吸う木口から腐るのをよく見るので、木の接合部分や基礎との接地部分が乾きやすくなるよう、隙間作りを重視しました。


  木の防腐処理の仕方はいろいろあるとは思いますが、とにかく油っ気を確保しておくことが大切なような気がしている(確たる根拠はないのですが・・・)ため、年に2回くらい、ボイル油を塗っています。安いですしね。太陽光で痩せてきた木材はグングン油を吸い込みます。表面に光沢が残るようになるまで、何度でも重ねて塗っていきます。
階段の塗り終わり完了。元はSPFであるのに真っ黒です。年々黒くなってきてます。

 完成当時はこんな白木の状態でした。ボイル油に塗料は入ってなく、基本的にはクリアーなのですが日焼けや汚れの沈着なのでしょうかね、年々黒くなってます。
  最も傷み易いササラの基礎接地部分。だいぶ木が痩せて軽くなってきていますが、まだ腐りは出ていません。出来るだけ水が吸い込まれて傷まない様に木口からボイル油をしっかり吸い込ませます。
本体部の基礎接地部分。こちらの柱は杉材。SPFよりも杉の方がまだまだしっかりしています。痩せもあまり感じられません。全体の塗布が完了して作業終了。10年以上もつとイイなと思っております。

 これでまたしばらく安心して使えそうです。
 唐突に全然関係のない自分の腕の写真(^^;
 油を塗っていたら痩せたせいか前腕の筋肉が樹の根みたいになっていて気持ち悪い事に気付いてパシャり。前腕だけ極端に筋張ってきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿