2012年4月26日木曜日

難しいものです。植物の名前についてとクレマチスの花。

クリーピングタイム
 この写真の植物はクリーピングタイムという名でよく売られている植物です。学名はT. serpyllum。ヨウシュイブキジャコウソウともいうそうです。
植物の名前を書く時に、ワイルドストロベリーアレキサンドリアとか、クリーピングタイムとか長くて面倒ですよね。その上、敢えてわざわざ長く書くのってなにやらマニアックでうんちくひけらかしたがってる的な感じで思われてしまってもちょっと嫌なのですが、端折って書いて良いものか悩むんですよね。
 たとえば一言でタイムというと高さ30センチを超えて天へ向かって伸びるコモンタイムのことですが、写真のクリーピングは地を這う軟体動物のタコのようにひたすら這い伸びていく種類です。しらない人が見たら同じタイムの仲間とは思わないでしょう。タイムというと簡単ですが世界中にはタイムの仲間が300種以上だそうです。形状、特徴それぞれ様々です。
 ワイルドストロベリもそうで、アレキサンドリアは通常のワイルドストロベリとちがってランナーを出して増えるということを基本的にしません。それなので庭にはびこるということもありません。
 「イチゴって殖やしたい時はどうするんですか?」とか聞かれるとこういうの育ててると困るんですよ。「ふつうのイチゴはランナーでできた子株で殖やすのが早いですよね。これは実から種とって種蒔きですけど・・・。」とか、話しがややこしくなるんですよね。「タイムってピンクのカーペットになっていいね。うちも植えようかな。」なんていわれると焦りますね。「あっ、タイムはタイムでも、ピンクのカーペットにしたいならクリーピングタイムね。ふつうのタイムはただタイムとかコモンタイムとか書かれて売られてるやつでシュッと上に伸びちゃうやつだから・・・。」なんか理屈っぽくなるんですよね。かといって間違われても困るし。難しいんですよね。で、そういうこというと、「詳しいんだねースゴイネー。」とかいわれたりね。そゆこといわれたいんじゃないんですよね。そーゆーつもりでいってるんじゃないんだよね、おじさんは。
 ナニカ ヨイ イイカタハ ナイモノカ・・・?

クレマチス モンタナ ピンクパーフェクション
 今年植えつけた苗です。まずは大きくなって欲しいのでつぼみをとって咲かせずに育てようかとも思いましたが誘惑に負けて咲かせちゃいました。やはりいいですね、クレマチスは。 
クレマチス用に柵ももうけたので、来年再来年とどんどん伸びていってほしいものです。


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