2013年4月25日木曜日

シュレーゲルアオガエルの孵化


 4/14に内房に遊びに行った時、耕された田んぼにメレンゲのようなシュレーゲルアオガエルの卵が浮かんでいるのを見つけ、救出してきました。(上の写真)
 シュレーゲルアオガエルはコロコロと可愛い声で鳴くカエルで、見た目はアマガエルと良く似ています。アマガエルは目の周りにラインが入りますがシュレーゲルはラインが無く緑一色。またアマガエルの鳴き声はゲコゲコとちょっと騒がしい鳴き声です。
 前々からシュレーゲルに関心があって調べていたので、畦の土の中に卵を産んでは耕運機で卵を掻き出されてしまう事が多々あり、水に落ちた卵はいずれ腐るという様な事を読んでいたので持ち帰った次第でした。
 4/22頃からしっかりとしたオタマジャクシの赤ちゃんが泡から出始めました。4/24、仕事から帰ると、泡はかなり溶けてきていて、その中をオタマがうごめいていました(中写真。オタマの赤ちゃんが見えてます。)。自然下のシュレーゲルアオガエルの卵は、この状態で雨などが降らないとオタマが干上がってしまい死滅するという何とも博打的な産卵方法をとっているそうです。数が減っている理由の一つかもしれませんね。ここでは私が雨の役割。霧吹きで水をかけ、オタマを水に落としていきました。水に入った途端に元気よく泳いで行き、何とも感動的でした。皆が孵化し終わってみると水が生臭く汚れていたので、汲み置きの水を足してしばらく置き、別の容器には汲み置きの綺麗な水を入れ、そちらに赤ちゃんを移動していきました(下写真)。なんて事をしていたら日付が変わっちゃいました。ではまた明日。

0 件のコメント:

コメントを投稿