2014年7月22日火曜日

北八ヶ岳山行

 この海の日絡みの連休は家族で北八ヶ岳に山登りに行ってきました。ロープウェーを使って一気に北横岳山頂付近まで上がる事が出来ます。写真正面の建物がその山頂駅。着いた途端にこの高原風景が広がります。

 北横岳への登山道はよく整備されていて、ちょっとしたハイキングコース。スニーカー履きの観光客も普通に歩いています。とはいえ、足元が不安定な場所もあるので足場の悪い場所に慣れていない方はしっかりとしたトレッキングシューズを履かれた方が安全です。

 一時間ちょっとで北横岳北峰(2480m)到着。向こうに見えるのは北横岳南峰(2471.6m)。緑が綺麗です。


 そして天候も回復してきたので、今回行くか悩んでいた三ツ岳へ向かいます。北横岳ルートとは異なり、一気に岩だらけの歩きにくい道になります。その為か山頂駅~北横岳ルートは人が多くて歩くのも大変な時が多々ありましたが、このルートに入った途端、一気に人が居なくなります(^m^)。こちらのルートは入り口にも看板が立っていますが、軽装の人はお断りコース。キチンとした靴とカッパは用意しましょう。
で、いきなり今回の最大の難関である、三ツ岳Ⅲ峰(2360m)が眼前に現れました。赤丸をつけた所に先行の登山者が見えます。ここは岸壁に鎖が這わせてあって、こうして写真で見るととても危険なところに見えますが、手がかり足がかりはしっかりとしているので、三点確保や最低限の体捌きが出来れば難なく通れます。しかし、ここまではルンルンでやって来ていた次女(小2)も、さすがに赤丸の所は怖かったようです。念の為ザイルとカラビナを持って来ていましたが、そこまでの必要は全く無かったです(笑)。でも、間違いがあってはいけないので、赤丸の所は特に自分が崖下側に立って保険になりつつ、『・・・次は手をここ、次は足をここ、それから反対の手でここをつかんで・・・』などとやりながら登りました。岩場を行くのが下手だった娘達も、ここを過ぎた頃にはすっかりレベルアップしていて、自然に三点確保していたり、ルート取りや足捌き、体捌きもグッと上手になりました。

 三ツ岳Ⅱ峰付近より三ツ岳Ⅰ峰(2345m)方面を眺める。岩の稜線が続き、涼しく、絶景の連続で良いコースです。


 岩の三ツ岳からなだらかな雨池山に上がり、雨池峠に降りると、後はもうロープウェーの山頂駅まで平坦な木道を歩きます。左手に縞枯山、右手に歩いてきた三ツ岳や北横岳を眺めて、『あそこを歩いてきたんだね~。』などと楽しく話しながらの帰り道。

そしてロープウェーに乗り、一気に山ろく駅到着。スイスのような可愛らしい建物でした。

 で、無事に今回の活動拠点の大滝キャンプ場に到着。こちらもとても良いキャンプ場で、管理人さんのアキちゃん、カッちゃんに子供達がすっかりなついてしまいました(^^)また伺います~!

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