2012年5月17日木曜日

『ロボット』カレル・チャペックと、つるアイスバーグ(Iceberg Climbing)。

カレル・チャペック『ロボット』 『園芸家12ヶ月』で知ったカレル・チャペック。この本の面白いところは園芸についての12ヶ月(四季折々の園芸の楽しさとか)ではなく、『園芸家という生き物の生態』の12ヶ月におよぶ観察記といった感があり、園芸好きなら笑いを堪えられないところが多い非常に面白い本でした。
 カレル・チャペックの他の本も読んでみたくなり、借りてきたこの本。『ロボット』です。ロボットという言葉はこの本で初めて生まれた言葉らしい。
 今朝、未読のこの本を手に会社に向かい、通勤電車で読み始めましたが、…面白い!ストーリーにのめり込んでしまい、危うく下車駅に気付かず乗り過ごすところでした。帰宅中もぐんぐん読みすすめ、晩ご飯中も読みながら食べてしまい(行儀悪いですね)、久々の即日読破です。名作です。
 面白い中にも哲学的要素が多々あって考えさせられもします。理想とはなにか?理想理想とよくいうけれども、仮に理想を現実にできたとして、その理想的になった状態を何年と過ごす想像をしてみると実は理想的じゃなかった!なんてことを多感な年頃に考えたっけなぁ~…と思い出したりしました。
 
Iceberg Climbing
 つるアイスバーグ(Iceberg Climbing)です。
一面に咲きました。この季節は毎日の変化が劇的で毎日よろこばされます。
 1968年イギリスのCant. B.R作出。中輪純白の微香花。返り咲き。一名:シュネヴィチェン(白雪姫)。
 

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