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今回は実験的に硬~い流紋岩で石ふな作りをしてみます。自然の形の石から作る時は、どの位のボリュームが作り出せるか不明瞭です、石を叩き、はつり、削りながら考えます。どうしてどの位のボリュームが作り出せるか不明瞭なのかというと、自然の石の凹凸ある形状が複雑で、その内にどの位の立体を作れるかの判断が難しいというのが一つ。もう一つは、見えない石の傷やヒビ、石の目の癖があるからです。石の見た目から取れると思われる立体の60%位の大きさで考えないといけない位、使えない部分が多いです。
例えば、この写真の石の向かって左側のガクガクしたところ、こういうところは使えません。目には見えなくてもここには剥がれるように割れてしまう節理(石の目)があるので、ちょっと叩けば簡単に割れて剥がれてしまいます。そういうところは彫刻するには値しない頼りない部分ですので、真っ先に叩き落してしまわねばなりません。
この石からどの位のふなっしーが作れるか?出来るだけ大きく作りたいのでどう転んでも良いように型紙を2サイズ作りました。
彫刻をしていて、ある程度の形になってきて嬉しく思っていたら、急にバカン!と割れたり崩れたりしておじゃん!・・・なんて事にならないように、石の弱い所、ヒビの所、飛び出た所などをどんどんハツリます。そしてしっかりとした本当の一枚岩というか、彫刻するに値する一塊を彫り出してやります。
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どうやら大きい方の型紙でいけそうです( ≧∀≦)ノ今回の石はさすがに硬いので、タガネの刃があっという間に潰れて丸くなって切れなくなります。
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さぁ、先日の続き。のっぺら坊だと感じがつかみにくいので顔を描きます。まだかなりポッチャリ。シェイプアップが必要です。
だいぶ細くなりました。でもまだ下半身が太いですね。
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だいぶ形になってきました。リボンの所に嫌な方向で強い石の目か石の傷かがあって脆い!1回リボンがボロッともげてしまったので削り落としてフラットにして再挑戦。何とか形を取り戻しました。
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午前の作業完了。これで彫り終えます。やはりリボンの所の石目がダメ。研磨中にボロッと取れてしましました。仕方なく少し均して脇をえぐってリボン風に応急処置。
午後、着色をしました。そして足裏ゴムも張り終え、これで完成です!今回は硬くて時間がかかりました!!!
ぷりけつはいつも通りしっかりぷりっと♬
石ふな6号、IssyiCan完成~!! 写真を撮っていたら、娘がリカちゃんとフローラ人形を持って来て、ポーズをつけてセッティングしてくれました♬
みんな揃って記念撮影♬
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