2013年12月7日土曜日

こぼれ種の芽を集めて鉢上げします。

 モスバーベナ ワイヤープランツ ジャーマンカモミールとスープセロリ
 来春向けに種を蒔いて苗も育てていますが、庭にはすでにこぼれ種などで小さな芽があちこちに出ています。今日は土をほぐすのと合わせて、これらのこぼれ種の芽を掘り上げて鉢に植え替える作業をします。左の写真から順に、鳥が運んできたのかよく分からない何かの若木、モスバーベナ、ワイヤープランツ、ジャーマンカモミールとスープセロリ。庭にしゃがみこんで地面を近くでじっくり観察すると、色々な芽が出ていて面白いです。ここ千葉県北西部の今の時期は、オオイヌノフグリの芽も沢山出ているので抜ける雑草の芽はついでに抜いておきます。
ビオラ エキナセア ダリアの球根 
 ありがたいことにビオラの芽も生えています(左の写真)。写真の左側の芽がビオラで右側は雑草のオオイヌノフグリの芽です。ちょっと似てますよね。間違えないようにビオラを大切に掘って鉢に移します。これで来春もビオラが庭を彩ってくれそうです。道端に放置していたエキナセアの芽もすっかり大きくなってしまいました。この子も植替えです。右から二番目の写真はダリアの球根。植えたときには小片でしたが、掘り上げてみたら子供の頭ほどの大きさに成長していまして驚きました。ダリアの球根は霜に当てると駄目になってしまうそうなので掘り上げて保管します。春になったらまた植え付けです。そして、右端の写真が今日植え替えた小さな苗たちの集合写真。
フェンネルの種 フェンネルの種 フェンネルの種
 最後に本日収穫したハーブ。フェンネルの種です。フェンネルの種は非常に独特で鮮烈な香りと甘さのある不思議な種です。初めの頃は苦手な味でしたが最近は甘くておいしいと思うようになりました。食べると口の中に爽やかなフェンネルの香りと甘さが満ちて、口の中がさっぱりします。フェンネルシードは左の写真のように放射状に枝先についています。この枝をきちんと取らないと口当たりが悪くなりますので、真ん中の写真のようにそっと抜いていきます。枝は種の真ん中を貫通するように刺さっていますので、ゆっくり丁寧に抜きます。右の写真のように綺麗に抜けたらOKです。フェンネルは葉は魚料理に使うことで有名ですが、ヨーロッパでは根を茹でて食べるそうです。実はナッツのように食べたり、辛さを和らげ、口の中をすっきりさせるためか、インドカレー屋さんで食後に出してくれるところもありますね。フェンネルは消化を助ける作用があるため、胸焼けにも効果があるそうです。また、母乳の出を良くするハーブとしても有名で、某有名なハーブティー販売のお店の母乳の出を良くするハーブティーにもしっかりこのフェンネルがブレンドされています。その他は目薬として使われたり、疲れ目にも効くそうです。また、利尿作用があるようで尿路結石の治療にも処方されるそうです。

フェンネルの種
 後はひたすら淡々と作業を繰り返します。40分位やってこの位の量です。ひぇ~!

0 件のコメント:

コメントを投稿