2018年4月8日日曜日

まだノンビリと花を楽しめる早春の庭。

 朝の庭に出ていたら、アーチのバラの周りに蚊を大きくしたような羽虫がたくさん飛んでいたので、アブラムシ退治の強い味方、クサカゲロウさんがやってきてくれたのかなとよく見るとチュウレンジハバチが産卵しに集まっているのでした!アースジェット一吹きで成敗!!

 ダイオウグミの花が満開。グミには毎年アブラムシが大量発生します。その為テントウ虫も真っ先にこの木に沢山集まり繁殖します。グミのお蔭で庭中にテントウ虫が沢山いるのかもしれません。
 ダイオウグミはトウグミの園芸種で、トウグミはナツグミの変種。見分け方は葉の表面の毛を拡大鏡等で見た時の形状が鱗状か星状かのミクロな差。
 植物の種の同定をする時に、時折こうした僅かな違いで種が分かれるものに出会います。僅かな違いと言うなかれ。その違いが大切な事もあるのですよ。

 芍薬の蕾が膨らんできました。この小さく締まった飴玉のような蕾の中に、あの大輪の花びらが全て納まっていると思うと不思議な感じがします。

 キヅタの若葉が沢山出てきました。こちらも元気。
 昔植えたチューリップ。球根が一つ生き残っていたようで一輪、花を咲かせてくれました。
 一旦冬に枯れた芝生も青くなりつつあります。自分で育てた芝生は土作りから始め、いつもしゃがんで雑草を抜いているので、この芝生の上がどれだけ安全で清潔でフカフカな緑の絨毯なのかよく分かります。なので子供と一緒に裸足で歩いたり寝そべったりも安心して出来るです。気持ち良いですよ♬
 サルビア・スペルバ・ブルークイーン
花序が上がり始めました!
 前に作った石垣花壇にクリーピングタイム、ベロニカ・オックスフォードブルーなどの這い性の植物が垂れ下がるようになり、石には苔も生え、好きな感じになってきました。
 アブラチャンの新緑が眩しい

 冬眠から覚めて日が浅いせいか、俊敏なカナヘビもまだゆったり動いています。警戒心も緩んでいて、かなり近くまで寄らせてくれます。
 庭仕事でも汗をかくこれからの季節。蚊には追い掛け回され、汗もかき、なにやら不快感が増してきた時、このローズマリーやレモンバーム、マジョラムなどをザラザラッと両手で触って、その手で鼻と口を覆うと爽やかな香りに満たされて気持ちがよくなる。

 アブラムシの出す甘い汁が好きなアリは、テントウムシからアブラムシを守っているのですが、今回はにらみ合いも争いも無く平和。
 今、庭のグミの木の葉の裏のあちこちにはテントウムシの卵が沢山ついています。園芸趣味人には心強い味方です。
ポテンティラ・クランジーが満開になりました。

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